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南房総は関東随一のサトウキビ栽培適地なんです!
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真冬から咲き誇る無霜地帯の花畑
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- 南房総の海岸沿いには、沖合を流れる暖流「黒潮」の影響もあり真冬でも霜が降りないいわゆる「無霜地帯」が広がっており、1月から咲き始める海辺の花畑にはたくさんの花摘み目当ての観光客が訪れます。
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高齢化と後継者不足による耕作放棄地の拡大
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- しかしながら過疎化が大きな問題となっている南房総エリアでは、年々農業や花畑を営む人たちが減っており、一帯に広がっていた花畑は次々と縮小し今や耕作放棄地が拡大している状況となっています。
農地は持っているものの思うように身体を動かすことができない高齢の農家さんたちにしてみると、農業はおろか周りの草刈りさえも相当な重労働であり、農地の管理や活用は行政や地域にとって大きな課題でもあります。 -
南房総ラム酒製造計画「Rhum de la Péninsule BOSO(ペナシュール房総)」
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- 都内のBarなどに勤務してUターンで南房総千倉に戻った青木大成が、実家である寿司割烹ちどりのリニューアルに伴ってBar併設の会食処「ちどり別館」をオープンしたことをきっかけに、かつて行われていた南房総のサトウキビ栽培を復活してラム酒を製造しようというプロジェクト「Rhum de la Péninsule BOSO(ラムデュラペナシュール房総)」が立ち上がりました。
当初は地元メンバーでとりあえずサトウキビを育てようという手探りの小さなプロジェクトでしたが、SNSで活動を発信する内に全国からラムマニア達が集まり、プロジェクトは否応なしに本格化していくことになりました。 -
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令和元年台風15号19号
- そんな時に突然やってきたのが、一昨年の台風15号と19号です。
今まで大きな災害とは無縁に過ごしてきた南房総に大型台風が上陸して各地に甚大な被害が出てしまいました。今までなんとか続けてきた農地も大きな被害に打ちひしがれて耕作放棄地はさらに拡大することに.....。
長期にわたる停電や片付けでメンバーみんなが身動き取れない状態が続き、ようやく落ち着いた頃に見にいったサトウキビ畑では強風に捻じ曲げられたサトウキビが健気にも太陽に向かって成長を続けていました。
そんなサトウキビを見て励まされた私たちはサトウキビ生産とラム酒製造を本格的に事業化しようと決意しました。 -
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CHIBAビジコン2020の千葉県知事大賞受賞
- そんな折、当初から私たちの活動に協力をしてくれていた方からのお誘いを受けて参加したのが、CHIBAビジコン。
締め切り1週間前の申し込みでどうなることかと思いましたが、今まで協力してくれたサトウキビ仲間、ラム酒仲間のサポートもあり千葉県知事大賞をいただくことができました。 -
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千倉町平磯の農地
- CHIBAビジコンの受賞をきっかけに地元の農地組合の方々から各所の農地を紹介していただけることになりました。そんな中で私たちが最初の栽培拠点として選んだのが千倉町平磯の農地でした。
海が近く温暖なこの農地は、数年前までは夜間のライトアップ企画なども行うくらい活気があり観光花畑として大いに賑わっていましたが、後継者不足が原因で急速に耕作放棄地が広がっている状態となっていました。 -
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農地所有適格法人きびラボの設立と本格的なサトウキビ生産のスタート
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- 今まで育てていたサトウキビの糖度が20度を超えたこともあり、南房総でも良質なサトウキビができ、ラム酒製造も実現可能だと判断した私たちは、今年3月合同会社きびラボを設立。
千葉県農業事務所や南房総市農業支援センターのサポートを受けて農地法3条をクリアし、農地所有適格法人として平磯の農地を正式に借り受け今までの畑も含めて現在約5反(50アール)のサトウキビ生産を行っています。 -
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きびラボで行う事業
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農地所有適格法人きびラボについて
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- きびラボは、ペナシュール房総のラム酒製造の原材料となるサトウキビの生産を行うために設立されました。
南房総エリアに増えている耕作放棄地を活用してサトウキビ生産を始め、体験農園事業を展開します。
またサトウキビやサトウキビの搾りかすである「バガス」の活用を研究しサトウキビのゼロエミッション化を目指すことで、サスティナビリティや地域に根付いた商品の開発も行います。
体験農園事業では、サトウキビ搾りイベントを始め地元食材を使ったフードイベントなど南房総の魅力を活用した各種イベントも開催しますので、ぜひ南房総に足を運んでご参加ください! -
サトウキビ生産について
- きびラボでは今後サトウキビの生産を拡大し、3町歩(3ヘクタール)の自社農園の確保を目標としています。
現在の5反に加えて、来年2022年は10反増やして15反のサトウキビ畑を栽培する予定となっています。
また自社農園の他にも地元農家さんと連携して、南房総におけるサトウキビ栽培グループを設立し、ペナシュール房総のサトウキビ買い取りに向けて栽培方法や納品基準の確立、さらなる販路の確保、商品開発などにも着手していきます。
※南房総市を通じて、「南房総のサトウキビ」を千葉県の地域産業資源に申請し認定していただきました。 -
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体験農園事業
- 平磯の農園では、サトウキビの栽培と併せて地元特産野菜を中心とした体験農園事業も行います。
きびラボのスタッフと平磯のベテラン農家さんとのタッグで南房総の特産野菜を生産し、観光に訪れた人たちに収穫などの作業体験を行えるシステムを構築します。
さらに農作業スタッフとして地元の就労支援施設との連携を開始しており、できるだけ幅広い人たちがサトウキビや農業と触れ合う機会を創出できるように心がけています。
その他にも地元宿泊施設や貸別荘業者とコラボレーションした農園の企画も決まっており、様々な事業者と連携した農園の活用も展開します。 -
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実行スケジュール
- ●クラウドファンディング終了日
・2021年11月30日
●返礼品の発送予定日や発送完了日
・グッズの発送は2022年4月より順次発送を予定しています。
●さとうきび収穫体験の予定
・天候や糖度によりますが、2022年11月~2023年2月頃までの収穫体験を予定しています。
詳細はご支援をいただいた方に直接ご連絡をさせて戴きます。 -
食品表示
- (1) 名称 :シロップ
(2) 原材料名 :サトウキビ/黒糖
(3) 内容量 :100ml
(4) 消費期限又は賞味期限 :消費期限まで2ヶ月以上あるものをお届けいたします。
(5) 保存方法 :冷暗所、開封後は冷蔵庫(10℃以下)で保存しお早めにお召し上がりください。
(6) 販売者および製造者:合同会社きびラボ 千葉県南房総市千倉町南朝夷1019