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鯨と水産加工のハクダイ食品です
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- はじめまして、ハクダイ食品有限会社と申します。
千葉県南房総市の千倉地区(旧安房郡千倉町)で、鯨料理を中心に様々な水産加工品の製造販売を行っています。
弊社は戦前の1928年に鮮魚店として創業し、その後、鯨肉の製造販売を中心に事業転換し現在に至ります。いまでは、鯨のほか、あじの干物やさばの干物・アジフライ等の魚加工や煮アワビ・数の子等も取り扱うほか、道の駅ちくら潮風王国内では、アジフライの店「市場食堂せん政水産」を営んでいます。
そんな弊社が今回、南房総の郷土料理でもある鯨料理をもっともっと多くの方に知って頂き、召し上がって頂くことで、この素晴らしい食文化を未来に繋いでいきたいという想いから、クラウドファンディングに初挑戦することとしました!
鯨の町から発信する老舗の新しい挑戦をぜひ応援頂けますと幸いです。 -
鯨の食文化を未来に繋げたい
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南房総の鯨の歴史
- ここ南房総地域では江戸時代から(一説には鎌倉時代からとの可能性もあるようです)捕鯨が行われており、南房総の鋸南町勝山、館山市や南房総市白浜・千倉地区で捕鯨が行われ、現在では南房総市和田地区に捕鯨基地が設置されています。
鯨は昭和の時代までは一般家庭で頻繁に食卓に並べられていた食材で、戦後の食糧難の時には非常に重宝されていました。
また、南房総の郷土料理、「くじらのたれ」は冷蔵庫の無い時代の保存食としてつくられたと言われており、その歴史は江戸時代まで遡ります。 -
南房総で古くから親しまれてきた鯨料理を繋げていきたい
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- このように南房総地域では鯨料理はなくてはならない存在で、60歳以上の方々にとっては、給食はもちろん食卓や飲食店等、どこに行ってもあった懐かしい味だと思います。
しかしながら現在では、鯨は高価な食材と考えられ、また、なかなか手には入りづらい食材となっているため、食べる方も少なくなってきています。
伝統ある鯨料理は、普段食べている魚とはひと味もふた味も違う味です。
また高タンパク低カロリー、栄養価も高くヘルシーな食べ物です。
そして何より、南房総地域で古くから親しまれ、日本の、南房総の、食文化を担ってきた食材です。
弊社は、現在「くじらのたれ」を加工している会社の中では最もその歴史が古く、この鯨の食文化を未来に繋げていく企業でありたいと考えています。 -
鯨の老舗「ハクダイ食品」の新たな挑戦
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- 現在弊社では「くじらのたれ」のほか、鯨のベーコンや塩皮鯨・鯨の刺身等々、鯨商品を多数製造・販売しています。
その中でも弊社今回新たな商品としてご提案するのが、「くじらの味噌煮」です。
「くじらの味噌煮」は、捕鯨の町ならではの食べ物です。
昔はどこの家庭でも作られていた食卓を彩るおかずですが、手間暇がかかる為、今ではなかなか作られることはありません。
そこで、弊社では伝統の鯨料理を残すため、商品化することにしました。
今回のクラウドファンディングでは、この「くじらの味噌煮」のほか、「くじらのたれ」「くじらの大和煮」をリワード品としてご提供します。
どれも常温でお届け出来るため、手軽に美味しく、懐かしの、だけど新しい南房総の伝統料理を堪能してください! -
鯨料理の味と特徴をご紹介します
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- 「くじらの味噌煮」
「くじらの味噌煮」は、生の鯨の肉を一度茹でて、細かく裂き、醤油・味噌・生姜等を入れて煮込んだ、非常に手間暇をかける商品です。
しかしその分、味には自信があり、ごはんが進む逸品です。
甘辛く煮てあるため、お子さまや女性でも抵抗が無く召し上がれると思います。 -
- 「くじらのたれ」
「くじらのたれ」は、昔は塩で漬け込み塩辛くし天日でカリカリにした言わばくじらジャーキーで、保存食として食べられていたようです。
今回の商品は、塩加減もほどほどにし、弊社独自の製法で加熱処理していますので、焼かずにそのまま食べることが出来ます。細かく裂いてお召し上がりください。
お酒のおつまみにぴったりです。 -
- 「くじらの大和煮(くじらの缶詰)」
くじらの缶詰は、鯨肉は大きめにカット、生姜を効かせて甘辛くした大和煮で、この鯨料理もその歴史は古いです。
そのまま食べても、少し温めても美味しく、ご飯のおかずにも、お酒の肴にも最適です。 -
鯨について
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- 弊社の鯨料理に使用される鯨は主に「つち鯨」という鯨で、千葉県から北海道の海で捕れる鯨です。体長は10M前後の小型鯨類に分類されます。
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ハクダイ食品について
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- 弊社は、現在「くじらのたれ」を加工している会社の中では最もその歴史が古く、生産量・販売量も最も多くなっています。
1928年 「大阪屋」として設立
1989年 「ハクダイ食品有限会社」として法人化
2018年 道の駅ちくら潮風王国に「せん政水産」を開店
・受賞歴
弊社の「くじらのたれ」は千葉県優良県産品として推奨されています。
その他にも、
金目鯛漬魚詰め合わせ(水産庁長官賞)
房州あわびの磯煮(大日本水産会会長賞)
さばの文化干し(大日本水産会会長賞)
サバの塩麹漬け(東京都知事賞&若者大賞)
と、数多くのご評価を頂いております。 -
たくさんの方に、食卓で昔懐かしの味を楽しんで頂きたい
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- 南房総の伝統料理として、鯨料理は多くの方の思い出の中に残っていると思います。
弊社はこの地で長く鯨料理を始めとした多くの水産加工品を提供し続けてきた企業として、
南房総のこの食文化を多くの方に感じていただき、この味を伝えたいと考えています。
ぜひこの機会に、鯨で育った世代はもちろん、若い世代の方にも、食卓で昔懐かしの味を味わって頂き、語り伝えて頂きたいです。
今回の皆さまからのご支援等を基に、より保存期間が長く、美味しく楽しんで頂ける商品をご提供できるように専用の製造機械の導入も検討していきます。
より多くの方に、日本の食文化を伝え続ける企業となるための挑戦、ぜひ応援よろしくお願い致します。 -
商品紹介
- ◆くじらの味噌煮
捕鯨の地、南房総で伝わるおふくろの味。鯨肉を細かく裂き、味噌・醤油・生姜等を入れじっくり煮込みました。
・数量;1袋100g×3袋
・金額;¥3,100
・賞味期限;製造から3か月
・保存方法;常温
・原材料;鯨肉(つち鯨、国産)、砂糖、還元水あめ、水あめ、みそ{大豆(分別生産流通管理済み)、米、食塩}、みりん、しょうゆ(大豆・小麦含む)、生姜、かつお節エキス/調味料(アミノ酸)
◆くじらのたれ(焼き済)
くじらの肉をスライスし味付けした後、干しあげたものを「くじらのたれ」といい元来は炙って食べますが、この商品は弊社独自の方法で焼いたもの。
このまま裂いてお召し上がりください。お酒のおつまみやお茶請けおかずとしても最適です。
・ 内容量;1袋40g×3袋
・金額;¥3,100
・賞味期限;製造から3ケ月
・保存方法;常温
・原材料;鯨肉(つち鯨、国産)、食塩、発酵調味料/調味料(アミノ酸等)
◆くじら缶詰
昔ながらの大和煮。生姜が入り懐かしの味です。
・内容量;内容総量1缶100g×5缶
・金額;¥3,250
・賞味期限;製造から3年
・保存方法;常温
・原材料;鯨肉(つち鯨、国産)、しょうゆ、砂糖、生姜、澱粉、玉ねぎ、にんにく、/増粘剤(ガーガム)、調味料(アミノ酸)、(一部に小麦・大豆を含む)