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ごあいさつ
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- こんにちは!千葉大学発の環境・エネルギー系ベンチャー企業「千葉エコ・エネルギー株式会社」の馬上とその千葉エコ・エネルギーから芽を出した農業法人「株式会社つなぐファーム」の富岡です。
私たちは20代~30代のメンバーを中心に千葉県千葉市緑区大木戸町で「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」という新しい農業に取り組んでいます! -
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ソーラーシェアリングとSDGs(持続可能な開発目標)
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ソーラーシェアリングって何?
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- 農地の上に支柱を立てて太陽光発電を行いながら、その下で農業を行う新しい農業モデルです。初めて聞く方も多いかと思いますが、実は"日本発"の取り組みなんです!
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太陽光パネルがあっても作物は育つの?
- よく聞かれる質問ですが、私たちは2018年4月からこの取り組みを始め、レタス・白菜・キャベツといった葉物野菜、ナス・きゅうりといった夏野菜、じゃがいも・里芋・サツマイモといった芋類、他にも様々な作物の栽培をしてきました。
現在では年間を通じて約10品目ほどの四季折々の農作物を育てており、これらの農作物は地域の直売所やつながりのある飲食店さんに出荷・販売させていただいています。 -
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近年、ソーラーシェアリングがSDGsな取り組みとして取り上げられることが増えています!
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- 農林水産省サステナアワード2021伝えたい日本の”サステナブル”佳作受賞↑↑
- 私たちは約5年前からソーラーシェアリングの取り組みをしてきましたが、近年、SDGs(持続可能な開発目標)がメディア等で発信される中で、ソーラーシェアリングの取り組みについてもSDGsと関連性が深いことから取材いただくことが増えました。
私たちはSDGsがこれほどメディアで取り上げられる前からそういった活動を続けてきており、SDGsありきではなくあくまで私たちの取り組みと親和性が高いことから積極的に使わせていただいております。
近年は、下記のようなお子様向けにもわかりやすくSDGsを発信する番組にも私たちのソーラーシェアリングの取り組みを紹介いただきました。
SDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すことを目標に定められたものです。今後、企業はもちろん学校などにおいても、さらにSDGsについての教育は必須になってきます。 - 【千葉テレビ「チュバチュバワンダーランド 進め!SDCʼs 調査団」で紹介されました】
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日本の農業の現状、ご存じですか?〜本当に持続可能か〜
- そもそも私たちがなぜ「ソーラーシェアリング」という取り組みをしているかというと、このままだと将来、「私たちの食卓から野菜が消えてしまう」、そういった状況に日本が直面しており、その問題を解決できるのがソーラーシェアリングだと考えているからです。
まずは、日本の農業の現状を知っていただきたいです。 -
①地球温暖化による異常気象で農作物に影響が・・・
- 近年、地球温暖化の影響で年々気温が上昇しています。今年は6月の時点で最高気温が40度を越えるといった地域も出てくる異常事態が発生しました。
農業においても気温上昇は農作物の生育状況に大きな影響を与えます。
このまま気温上昇が続けば、今までなら問題なく育っていた農作物が日差しが強すぎてダメになってしまったり、そもそも直射日光が照りつける畑の環境下で人間が活動できず農作物を管理できないということも起こってきます。 -
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②日本の農業に使われるエネルギーのほとんどは化石燃料
- 農作物を育てるために重要な要素のひとつである畑の土壌作り、この作業にはトラクターなどの農業機械は欠かせませんが、使われているエネルギーは石油などの化石燃料です。これらはいつかはなくなる資源ですし、地球温暖化の原因となるCO2を排出することからパリ協定やSDGsといった国際的な対応策に沿ってこの先使用はどんどん減らされていきます。
しかし、現在の日本の農業に投入されるエネルギーは、ほぼ100%化石燃料で、しかもその多くは海外からの輸入に頼っています。
つまり、今のままの化石燃料に頼る農業を続けていたらゆくゆくは国内で野菜の生産ができなくなってしまいます。では、海外から輸入しようと考えるかもしれませんが、鮮度が命の痛みやすい作物は輸送を考えると難しくなります。また、現在の日本国内の野菜の自給率は約8割です。それだけの量を確保することができるでしょうか?仮にできたとしても、間違いなく今よりも高い価格でスーパーに並ぶことになると思います。 -
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エネルギーと食糧の自給自足を
- 上記①、②のことからわかる通り、農業の問題は皆さんの生活に直結します。
このままだと農作物が作れなくなってしまい、皆さんの食卓に並ぶ野菜やおかずの数が減ってしまいます。
そこで、私たちはこの問題を解決すべく以下のことに取り組んでいます。 -
アグリ・エナジープロジェクト
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- ソーラーシェアリングは、太陽光パネルによって日の光をある程度遮ることになりますが、この異常気象の中ではかえってプラスに働き、農作物にとっては良い環境を作り出せます。また、パネルによって日陰ができるので人間にとっても直射日光が降り注ぐ畑よりは、快適な中で農作業をすることができます。
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農林水産省(営農型太陽光発電システムフル活用事業)の取り組み
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- 「エネルギー」と「食」の自給自足を目指し、未来の地球や子供たちが安心して暮らせる世界を作りたい!、そして、皆さんが持つ農業のイメージを変えるような農業が実現したい!と思い、地域の方や企業の方、大学生など多様な方々に応援いただきながら日々挑戦しています!
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体験型SDGsツアー「つなぐトラベル」を開催します!
- 日本の農業の現状やエネルギー問題に対する私たちの想いや取り組みはわかっていただけたかと思います。しかし、この問題は私たちだけでは決して解決することはできません。
皆さんの力や意識の変化が必要です!
そこで今回、こういった大きな問題を"ジブンゴト"にして考えていくために私たちの取り組みである「ソーラーシェアリング」をもとに太陽光発電によって生産される「再生可能エネルギー」や持続可能な開発目標「SDGs」について、ただ学ぶだけではなく「体験」いただけるツアー「つなぐトラベル」をC-VALUE限定で企画させていただきました!
今後、これを機にこの体験型SDGsツアーを継続的に開催していきたいと考えています。
ツアーは以下の内容を予定しています。 -
①ソーラーシェアリングをもとにエネルギーの問題を一緒に考えよう!
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- ソーラーシェアリングの設備を見学しながら、「なぜ農地の上に太陽光パネルを立てて農業をしているのか?」といったことや再生可能エネルギーや今の日本の農業についてクイズ形式で問題を一緒に解きながら学んでいきましょう!
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②農作業体験を通してこれからの「食」と「農」を一緒に考えよう!
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- ソーラーシェアリングの下で実際に農作物の収穫体験をしていただきます。日頃何気なく口にしている野菜を自分の手で収穫しながら今の農業のあり方や食について一緒に考えてみましょう。スーパーに並ぶ野菜の見え方が変わるかもしれませんよ!
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③一日の振り返りからSDGsについて何ができるか一緒に考えよう!
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- 頭と体で学んだことをまとめてこれからの行動に活かす、SDGsをジブンゴトにするのが大切です。大人も子供も一緒に振り返りながら、私たちはこれから何をしていけばいいのか、どうしていきたいのかを話してみましょう!
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④最後に記念撮影
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- 最後は、撮影スポットである看板の前で記念写真を撮りましょう!
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日時
- ■1回目(落花生) :10/8(土)
■2回目(サツマイモ):10/22(土)
■3回目(サツマイモ):11/5(土)
※雨天の場合、中止。
代わりにサツマイモ【4kg】(泥付き無選別)をお送りいたします。 -
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一日のタイムスケジュール
- 時 間:13:00〜16:00(変更の場合あり)
■一日のスケジュール
12:45〜:千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機集合・受付
13:00〜:ソーラーシェアリングやSDGsについて設備を見学しながらクイズに挑戦
14:00〜:農作業体験
15:00〜:一日の振り返り
15:30〜:写真撮影・自由時間
16:00:解散
■用意いただくもの
・作業ができる服装(汚れてもよい服装や靴、軍手、帽子)、タオル、飲み物
■主な注意点(そのほかの注意点はリワード詳細ページをご覧ください)
・イベント開催中のご自身の持ち物、お荷物、貴重品に関してはご自身で管理願います。
・お手洗いは一ヶ所でオレンジ色のハウス横に設置してあります。
・施設の写真はご自由にお撮りください。
・近隣の方へのご迷惑となる行為はお控えください。
・イベントスタッフがイベントの模様を撮影いたします。これらの撮影物(写真・動画等)は、活動報告として、千葉エコ・エネルギー株式会社あるいはつなぐファーム公式ホームページ、SNS(Twitter、Instagram、Facebook、Youtubeなど)の、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございますので、予めその旨、ご承諾願います。当該使用・掲載に問題がある場合は、イベントスタッフまでその旨、お申し出願います。 -
アクセス(都内から約1時間)
- 千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機
住所:〒267-0057 千葉県千葉市緑区大木戸町1185−1
●車をご利用の方
外房有料道路⼤⽊⼾IC所先約10分
※外房有料道路は⼤⽊⼾ICから茂原⽅⾯は無料区間となります。
⾞載ナビ⽤のマップコードは、27 015 635*36 になります。 -
- ●電車をご利用の方
JR外房線「⼟気駅」より⾞で約10分
⼟気駅よりタクシーをご利⽤の⽅は、下記タクシーをご利⽤ください。
・⼭川タクシー有限会社電話番号043-294-0021 -
リターンの概要
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一般の方向けのリターン
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千葉エコ・エネルギー&つなぐファームを応援します!:1,000円 -
- 私たちの想いや取り組みに共感いただき、「応援したい!」と思ってくださった皆様に向けた商品になります。ささやかではありますがお礼のメッセージをお送りさせていただきます。
※支援いただいたお金は、つなぐトラベル運営にかかる費用や設備整備費等に使わせていただきます。
※メッセージはメールにてお送りさせていただきます。 - 2021年版ニュースレター&ソーラーシェアリングSDGsパンフレット:4,000円
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- ◎ニュースレター
・全28ページ(表紙含む)
・A4サイズ(縦297mm×横210mm)
・フルカラー
各月の収穫した作物の紹介や、イベントの様子など、私たちの1年間の活動をまとめたニュースレターになります。2021年1月〜12月版です。(下記参考画像有り)
◎パンフレット
・全8ページ予定(表紙含む)
・A4サイズ(縦297mm×横210mm)
・フルカラー
私たちの取り組みであるソーラーシェアリングとSDGsについて、まとめたパンフレットになります。
※上記パンフレットの写真はイメージとなります。 -
- ニュースレター6月号(2021年)↑↑
- 「食」で体験!ソーラーシェアリング下で育ったサツマイモ【4kg】:5,000円
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- 今回栽培したサツマイモは、紅はるかと呼ばれる品種で糖度が高く、ねっとりとした舌ざわりが特徴です。是非ご賞味下さい!
※栽培期間中農薬・化学肥料不使用
※泥付き無選別
※大量の虫が出たり、病気が発生した場合は農薬・化学肥料を使用する可能性もあります。
※災害や獣害により収穫できなかった場合、翌年に収穫したものをお送りいたします。 - お気持ち応援セット:12,000円
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- 上記のニュースレター&ソーラーシェアリングSDGsパンフレットとサツマイモ4kg(泥付き無選別)をセットでお届けします。
また、この取り組みや私たちの思いに共感いただき応援してくださる方に向け、応援プランとしてご用意させていただきました!ささやかではありますがお礼のメッセージもお送りさせていただきます。 - 体験型SDGsツアー「つなぐトラベル」チケット:5,000円
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- ・大人一名につき1枚ご用意ください
・大人一名につき、小学生以下のお子様お二人までご参加いただけます
・当日ご本人様確認できるものをお持ちください
・その他詳細はリワード詳細ページをご覧ください
・詳細は、ご購入後メールでもご案内いたします
※雨天の場合、中止。
代わりにサツマイモ【4kg】(泥付き無選別)をお送りいたします。 -
企業・学校・団体の方向けリターン
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体験型SDGsツアー「つなぐトラベル」のチケット:150,000円 -
- ・一団体様あたり最大20名まで
・日程に関しては個別でご相談いただけます(2023年11月まで受付可能)
・時間は約3時間を予定しております
【ツアー概要(予定)】
・オリエンテーション(SDGsやソーラーシェアリングについて代表馬上から解説)
・千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機をはじめ周辺のソーラーシェアリング設備計3ヶ所を順番に見学しながら解説
・農作業・収穫体験(時期によって作業内容変更有)
・質疑応答&写真撮影
※細かい内容は企業様ごとに作成させていただきます。お申し込み後、メール等で別途日程含めご相談いただければと思います。
座学だけではわからない実際の現場を見てSDGsについて体感して学んでみませんか?
また、ここで学んだことを学校教育に生かしたり、旅行のプログラムの一イベントとして組み込むといったかたちもいかがでしょうか? -
最後に
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未来の地球そして子供たちのために・・・
- ここ数年猛威を振るった新型コロナウイルスによって世界は劇的に変化しました。
今まで当たり前に出来ていた「外に出る」「人と会う」といったことが制限され、多くの方が不安や絶望に打ちひしがれたことと思います。
私たちも今まで開催していた「植え付け・収穫体験」といった直接皆様とお会いできる農業イベントができなくなり、お世話になっている地域の方々や学生さんとの交流ができなくなってしまいました。やむ得ない状況とはいえ、今までたくさんの励ましをいただいていた皆様に何も恩返しをできず悔しい思いをしました。
また、昨今の世界情勢の影響による食料品をはじめとする物価上昇、そしてエネルギー不足による電気料金の高騰が起こり、数年前までは絵空事だと言われていた「食糧危機」や「電力不足」といった問題がいよいよ本格的に訪れようとしています。しかし、まだまだこれらの問題についての課題意識は低く、このままでは地球の未来そしてこれから生きていく子供たちが安心して暮らせる世界は作れるのだろうかと危機感を感じております。
そこで、農業者そして再生可能エネルギーに携わる発電事業者として私たちのソーラーシェアリングの取り組みをもとに「SDGs」について正しい情報を発信し、多様な人が社会課題について考え、行動できるような世界を作りたいと考えています。
そのために継続的に「つなぐトラベル」を実施したい、そして多くの方に正しい情報を発信して行動するきっかけを与えたいです!
皆様の温かいご支援をお待ちしております!ぜひ、畑で会いましょう! -
ソーラーシェアリングについてもっと知りたい方へ
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- こちらのYoutubeチャンネルでソーラーシェアリングはもちろんSDGsに関連した情報も発信しております。チャンネル登録をして一緒に学んでいきましょう!
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農林水産省発行のWEBマガジン「aff」に私たちのソーラーシェアリングの取り組みが掲載されています!!
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- 【aff(あふ)」とは】
消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶWebマガジンです。施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルで分かりやすくお伝えします。(農林水産省HPより引用) -
メンバー紹介
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馬上丈司(千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役)
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- 1983年生まれ。千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役。一般社団法人太陽光発電事業者連盟 専務理事。一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟 代表理事。
千葉大学人文社会科学研究科公共研究専攻博士後期課程を修了し、日本初となる博士(公共学)の学位を授与される。専門はエネルギー政策、公共政策、地域政策。2012年10月に大学発ベンチャーとして千葉エコ・エネルギー株式会社を設立し、国内外で自然エネルギーによる地域振興事業に携わっている。
専門家として、千葉市の温暖化対策会議専門委員会の委員や八千代市環境審議会の委員、太陽光発電設備の信頼性・安全性向上の技術評価およびガイドライン(営農型)策定に関する企画立案ワーキンググループの委員、農林水産省の今後の望ましい営農型太陽光発電のあり方を検討する有識者会議の委員などを務めている。 -
富岡弘典(株式会社つなぐファーム代表取締役)
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- ソーラーシェアリングを通じて農業と出会いその魅力に惹かれ、 一度荒れてしまった農地を借りて「にんにく栽培」に挑戦。 千葉県鴨川の自然に恵まれた土地で育つも、まさか農業生産に関わるとは思いませんでした。奥さんと3人の子育てにも奮闘しながら、将来は自分の手でコーヒーを栽培して最上の一杯を飲むことを夢見ています!
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