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和素材をお届けして47年、秀和産業株式会社
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- 千葉県浦安市に拠点を構える秀和産業と申します。
浦安といえば・・・そう皆さんがよくご存じのあのテーマパークがあります。
弊社はその近くに本社を構えております。
私達は1975年の創業以来、全国の和菓子屋さんを中心に和菓子に使用する商材【和素材】をお届けしています。
和菓子の商材と言えば、小豆、もち米、栗、など日本で昔から収穫されているものが多くあり、私たちは、それらを浦安、大宮、八王子、横浜の拠点から全国へ配送しております。
そんな私達、秀和産業は独自に定め消費者と生産者の気持ちがわかる存在を目指し「まるけ」ビジョンを掲げ日々邁進しております。特に今回はその中から
「①和の文化を盛り上げる」「③製造加工の担い手を応援する」を実践するためにクラウドファンディングを通して和素材を広く知っていただく為の挑戦をいたします。 - ※「まるけ」とは桜の葉を束ねることで、あらゆる方々を束ね繋いでいく想いを込めています。
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様々な要因による和素材の減少
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- 和菓子屋さんが使用する和素材は今まで手に入っていたものが手に入りづらくなってきています。多々ある要因の中でも、世の中の和菓子離れにより和素材の利用が少なくなっている事が挙げられます。
その結果、生産される農家さんも和素材に対し力を入れることが出来ず、生産自体が減ってしまっています。
生産自体が落ち込むと、担い手が少なくなることで更に生産量が下がり、新規の就労が見込めず業界全体で高齢化が進み、技術の継承も難しくなるという連鎖的な状況悪化を招いてしまいます。一方、実は和素材の加工は機械化が難しく、人に頼らなくてはならない部分が多いことから、職人技術の継承は不可欠です。
そのような現状ではありますが、和素材には金柑の他にも、 【桜葉】【栗】【梅】【小豆】【もち米】【上新粉】などご紹介したい魅力的なものが沢山ございます。
私たちは身近な和素材を用いた商品生産に関して、生産量の拡大のみならず、生産者や加工職人、更にはこれらの仕事に興味を持ち新たに技術を継承する人を増やしていくという使命を持っております。 -
和菓子としてはよく見かける金柑、その美味しさをもっともっと知ってほしい。
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- 実は和菓子では当たり前のように使用されている金柑。
皮ごと食べていただける素材で、柑橘系の皮特有のほろ苦さはありますが、特に今回ご用意している商品は蜜漬けされているので金柑を食べ慣れていない方でも苦みが気になりません。
見た目は小ぶりで鮮やかなオレンジ色をした柑橘素材です。取れてたての素材そのままの色を残しつつ蜜で艶を出し、まるで宝石のように仕上げました。
是非この金柑の魅力を一人でも多くの方に知っていただきたく、今回C-VALUEを通して千葉から全国へ発信致します。 -
光る職人の技
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- 先程も少し触れましたが和素材は機械化が難しい素材です。今回の商品も職人が金柑の種を一粒一粒丁寧に手作業で抜いています。
職人の希望でお写真ではお見せできないですが、その歴と共に改良を重ねた愛用の道具を使い小気味よいテンポで一粒ごとに種を抜いていきます。これぞまさに職人の技術!!
一朝一夕では身に付かない技です。
実際に現場を覗かせていただいた時は、いつまで見ていても飽きない手捌きで金柑の種を抜いていました。
今回お話を伺ったのは、この道40年のベテランの方で、
『生涯現役で種取りを続けたい!墓に種抜きの道具を一緒に連れていきたい』
と、とてもやりがいに満ちた顔で誇りを持って取り組んでおられます。 -
商品のご紹介
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- 今回お届けする金柑の蜜漬けは、1パック/約10粒(100グラム)入りです。
※大きさにより金柑の粒数に変動がございます。
噛んだ瞬間に鼻に抜ける金柑の香りと、金柑の特有のほろ苦さと蜜の甘さがくせになること間違いなし。
蜜漬けになっていますので、おつまみなどにそのままお召し上がりいただけます。これからの暑い季節には冷凍庫に入れて冷やしても、ほろ苦さがさわやで、さっぱりと美味しいです。
金柑大福や金柑まんじゅうなどの和菓子への利用はもちろん。
アレンジでパフェやヨーグルトに入れたり、洋菓子に利用しても生クリームや砂糖の甘さを苦味と酸味が和らぎます。
そして、柑橘系の素材ですので洋食のアレンジでお肉やお魚との相性も良く、いつもの召し上がり方に変化をつけていただくのにもお勧めです。
お酒(リキュール)に入れても楽しんでいただけます。
また、古くから日本の冬には喉を労る素材としても活用されており、一年中あらゆるシーンでご活用いただけます。
このように楽しみ方は自由自在で、一度お試しいただけると金柑が身近な存在に感じていただけると思います。 -
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金柑のイメージを変え。和素材の流通を変えていきます。
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- 私達は今後も和素材のさらなる可能性を見つけるべく、大規模な展示会に参加し和菓子屋さん以外への販路の可能性を考えていきます。
実際に展示会へ出店すると様々な業種の方々から『美味しい』とお声を頂きます。
金柑甘露煮は和菓子屋さん以外の市場ではあまり出回っていないものなので他業種の方が展示会で召し上がられると、ほとんどの方から驚きの表情で好評をいただけます。
しかし、現在私達が扱っている和素材は業務用として流通しているだけで量の多さなどから他業界向け、一般家庭向けへの商品への改良が必要でした。
そして実際、一般の方には「金柑と言えばのど飴」というイメージが強いと思います。
そんな中でも業務用として使用される量も徐々に減り、金柑の種を抜く職人さんも減り、このままでは種抜き金柑甘露煮自体の存在が危うくなっていきます。
もっと皆さんの身近に感じてもらいたい。もっと金柑甘露煮の良さを味わってもらいたい。
そんな気持ちが強くなり今回のプロジェクトでは、まずは皆さんに手軽に金柑甘露煮を食べていただくことを目指します。
今回のスタンドパックで皆様のご支援とご意見をいただきつつ金柑甘露煮をブランド化していきたい。そんな想いから、「きんかんろ」という商品名を名付けました。
今後は贈答用のおしゃれな瓶の容器などの展開も考えております。
私達の「きんかんろ」=金柑甘露煮と連想していただけるように世の中へ金柑甘露煮を広げていきますので是非、ご支援をよろしくお願いいたします。