-
- 弊社が育てているバナメイエビは和名「シロアシエビ」と言います。
Bianca(ビアンカ)はイタリア語で白という意味です。
車海老と同じクルマエビ科に属するエビの一種ですが、車海老と違って
白っぽいのが特徴なので、白という意味で発音が可愛らしい「Bianca(ビアンカ)」
というブランド名にしました。 -
-
-
日本国内の畑で無添加エビの養殖に挑戦する理由。
-
日本のエビの90%が輸入に依存
- 皆さまは「活」でエビを食されたことがありますか?
多くの方がご存じありませんが、クルマエビ、甘エビ、イセエビなど日本で採れるエビは約10%で、それ以外の約90%は、ブラックタイガー、バナメイエビ、アルゼンチン赤エビなどです。これらの方がお馴染みなのではないでしょうか。
これらは冷凍輸入エビですので、当然「活」ではありません。
また、皆さまはこれらの輸入エビの飼育現場を見られたことがありますか?多くの場合、多量の水質改善剤を投与され、育てられています。
私どもが鋸南町で、エビを育てるきっかけとなったのは、海外でエビの飼育環境を目の当たりにしたからです。
【写真:海外の養殖現場】 -
- 【写真下:株式会社Seaside Consultingの養殖現場】
-
-
地方は“地宝”なのに、輝けていないのは、輝けるようなアクションを起こしていないから。
- 海外では、陸上養殖が盛んに行われており、多くの飲食店ではエントランスに水槽が設置してあり、活魚を選んで調理してもらいます。
鮮度の良い魚はどんな調理をしても美味しいものです!そのような地域には、経済や所得といった机上の指標とは関係のない豊かさが存在します。
(写真:海外(東アジア)での飲食店のエントランス) -
- 一方、日本の地方都市の繁華街や漁港通りは栄えていますか?
シャッター街を多く見かけるのは私だけではないと思います。
日本の漁業生産量は1984年をピークに減少が続き、現在はピーク時の1/3にまで落ち込んでいます。「漁業で飯が食えない」と漁業に就く若者は減り、漁業従事者の高齢化がすすんでいます。
国内で獲れる魚が減れば、輸入依存がさらに加速します。負のスパイラルです。何か手を打たなければ、この傾向はさらに進行していくでしょう。
これでは、地方都市は栄えません。これが私たちの望む地方都市の姿でしょうか?私はこれ以上、街が衰退する姿はみたくありません。これはひとえに、
【地方は“地宝”なのに、輝けていないのは、輝けるようなアクションを起こしていないから。】
だと思っています。 -
農地で養殖を行う? 一見、不思議にみえるが、一石七鳥の取組み!
- 現在、日本国内では埼玉県と同等の面積が耕作放棄地となっていると言われています。
日本の国土は山林が67%、残る33%しか平らな土地がなく、河川や共有地があり、有効に活用できる土地は限られています。
その上、農地は国土の13%、山林以外の土地の約40%を占めますが、農地は有効に活用されていますでしょうか?
千葉県においても、休耕地、耕作放棄地はそこら中にあります。
なぜ、それを有効に活用しないのでしょう?私どもはそこに疑問を感じました。
同じ農林水産省の管下で、農業だの、漁業だの、遠い昔に役所が決めた縦割りの弊害に対し、誰も異議を唱えない、私どもはここに地方創生のチャンスがあると考えました。休耕地(ハウス)を使って陸上養殖を行うことの利点は以下です。 -
- 1. 休耕地、耕作放棄地が国民の厚生のために活用されることとなる(国内食料自給率の向上)
2. 減少の一途をたどる漁業生産量に新たな生産手段をもたらすこととなる。
3. 沖合や海岸で行う養殖に比べ、担い手の身体上の負荷や危険は少なく、高齢者や女性、障がい者でもハウス栽培のイメージで就労に就くことができる。
4. 天候など、外界の環境には影響を受けにくい状態で養殖を行うので、露地での養殖に比べ、天候に左右されにくく、通年での出荷も可能となる。
5. 沖合/沿岸養殖では、投じた給餌残渣や水質改善剤が海につながっているので、どこまでも拡散されていき、環境破壊が問題視されている。一方、陸上養殖は外界との環境を遮断し、閉鎖式循環方式で行うことにより環境負荷を限りなくゼロに近づけることができる。
6. 陸上養殖で生じた給餌残渣や魚の糞などのタンパク質を農業の堆肥に活用することができる。
7. 陸地に養殖場があるので、収穫、出荷がスムーズで、出荷量、時期を需要に合わせ、調整することができる。 -
無添加でかつ美味しいエビ
- 品質の点でも、弊社のバナメイエビは、食品検査機関による証明でクルマエビを超える味といわれる「天使のエビ(Blue Shrimp)」をうま味成分である総遊離アミノ酸で上回っています。
-
- 引用
Seaside Consulting:試験成績証明書No.SOA12232 01号 一般財団法人 食品環境検査協会
その他:月間養殖ビジネス 2015年12月号 -
水産業の正しい発展を目指すSeaside Consulting
- わが国は、漁業者の高齢化と相まり漁獲量の減少が続いています。
また、農業も担い手不足による耕作放棄地の増加などの課題が山積となっています。
弊社の今回の取組みが社会におけるSDGsの取組みとして社会に一石を投じるものになりますよう努めてまいります。 -
-
代表取締役 平野 雄晟 MBA
- 1992年 同志社大学経済学部卒業
2008年 ビジネス・ブレークスルー大学院MBA
2015年 株式会社Global Green Marketing設立(第二創業)
2016年 中国科学院海洋研究所(青島)において、バナメイエビの養殖実験を実施。
同研究所と協働にて、マイクロ/ナノバブル発生装置の実効性検証実験を実施
2017年 株式会社Seaside Consulting設立 -
代表取締役 平野 彩
- 2004年 慶應義塾大学法学部卒業
2015年よりパートナーである平野雄晟とともに起業。
環境問題に長年かかわったため、環境改善商材に精通しており、
厳しい視点で商材の選定を行っている。 -
-
受賞/承認歴など
- 1. 第37回ビジネスプラン発表会~あすのちばを支えるビジネスチャレンジコンテスト
2021年2月、準大賞を受賞(株式会社Seaside Consulting)
2. 公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金
2021年度上半期助成決定(株式会社Seaside Consulting)
⇒ちばぎん総研の月次機関誌「マネジメントスクエア」(12月号)に弊社掲載予定
3. ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(6次締切)
2021年6月、採択決定(株式会社Seaside Consulting)
4. 経営革新計画の承認取得
2020年11月、承認取得(株式会社Seaside Consulting)
5. 事業継続力計画強化計画(BCP)認定制度
2020年11月、承認取得(株式会社Seaside Consulting) -
プロジェクトに込めた想い
-
私どもの夢、千葉を“日本のカフク”にする。
- 皆さまは、米国ハワイ州オアフ島北部(ノースショア)のカフクというエリアをご存じでしょうか?
ハワイのノースショアと言えば「サーフィン」「ウミガメ」「ガーリック・シュリンプ」と言われるほど、ノースショアのガーリック・シュリンプが世界的に知られており、たくさんの人が訪れています。その背景には、100年近く砂糖の町として栄えていた製糖工場が、1970年代に衰退し、その後ひっそりとしていたカフクに、エビの養殖を根付かせた人たちがいたからだそうです!
その後、たくさんの困難があったそうですが、それらを乗り越え、地域には欠かせない特産品となっています。
弊社の願いは、気候温暖な千葉県を“日本のカフク”と呼ばれ、認知されるような地域にしたいと思っています。東京や神奈川などから「明日は千葉まで、ガーリック・シュリンプを食べに行こう!」と、気楽に訪問してもらえる地域にしていきたいと願っています。そのためにまずは、今回のC-VALUEでの多くの方の応援が必要となります。 -
94日間、毎日、エビに寄り添い、真心を込め育てたエビをお届けしたい。
- 今回、出展させていただくエビ(バナメイエビ:弊社商品名Bianca(ビアンカ))は、8月20日に弊社養殖場に生後10日ほどの稚エビとして到着したものです。
その後、私が毎日、丁寧に世話を行い、夜もずっとBiancaに寄り添っていました。
つまり、11月22日時点で過去94日間、夜は家で一度も寝ていない、ということです。それほど、大事に育ててきました。
その品質は、活性度と体色に表れています。捕まえるのに一苦労するほど、Biancaは元気です。また体色は、バナメイエビ本来の透明に近い色です。一切の水質改善剤等を投入することなく、養殖水槽内に生態系を創り出し、自然に近い環境で育てました。
その自然に近い環境を創り出すために用いたのがパラワンサンドです。南国のパラオでは、サンゴが細かく砕けた状態がパラワンサンドです。この海砂は適度に取り除くことが海の自然環境を保全するためには重要な取組みですが、このパラワンサンドが日本でも入手できると知り、1,000リットルをオーダーしました。そして、養殖槽に投入したところ、非常に良い効果が得られました。エビが嬉しそうに泳いでいる光景が見られるばかりでなく、カルシウムなどのミネラルが不足することによる体色の変化などが全く見られませんでした。このパラワンサンドは天然の状態そのものであり、エビは南国の故郷に帰った気がしたのではないでしょうか。この効果がBiancaの味に表れていると思っています。
Biancaの味は私の自信作であり、抜群の鮮度とともに「エビはこういう味をしているんだ」といえる、極上の味わいを堪能いただきたいと願っております。 -
-
エビが届いたら
-
活の場合
- ①中に入っているエビの状態を確認してください。
活(生きたまま)で発送いたしますが、死亡個体が出てしまう場合が
ございます。死んでしまっていても鮮度には問題はございません。
②エビを梱包から出してボウルに移して調理してください。
③動くエビが扱いにくい場合は、氷水の中にエビを入れてください。
大人しくなります。
④出来るだけ当日中に調理して召し上がってください。
⑤もし、当日調理が不可能な場合は一尾ずつラップにくるんで冷凍してください。
冷凍したエビは必ず加熱調理したうえでお召し上がりください。 -
-
生の場合
- ①出来るだけ当日中に調理して召し上がってください。
②もし、当日調理が不可能な場合は一尾ずつラップにくるんで冷凍してください。
冷凍したエビは必ず加熱調理したうえでお召し上がりください。 -
-
エビのおすすめ調理例
- 新鮮なエビですので、エビの味をダイレクトに感じるお刺身と素揚げがおすすめです。
-
エビのむき方
- ①エビを氷水に入れて大人しくさせます。
②エビを持ち上げて頭の付け根を両親指で押さえ、そのままひねります。
③エビの頭と胴体をゆっくり引き離します。
④エビのしっぽの尖った部分を取り除きます。
⑤エビの身と殻の間に指を入れながら、足の側から殻を剥がしていきます。 -
お刺身
-
- むいたエビをそのままお刺身でお醤油などをかけて、お召し上がりください。
-
素揚げ
-
- 材料
①揚げ油
②塩
作り方
①氷水で大人しくなったエビを酒もしくは塩で軽く洗います。
②水気を切ったあと、揚げ油でカラッと素揚げします。
③軽く塩を振って、お召し上がりください。 - 他にも、エビチリ、天ぷら、エビフライ、エビマヨ、ありとあらゆる料理で
お使いいただけます。レシピサイトなどを参考にチャレンジしてみてください。 -
-
商品の事
- ■名称: 活バナメイエビ(生きたまま出荷します)
■内容量:500gの目安は25~35尾
1kgの目安は50~70尾
■体長の目安: 約13cm前後(生き物につき個体毎に異なります)
■梱包形態:発泡スチロール箱(中に海水が入っています)
■産地名: 千葉県安房郡鋸南町
■保存方法: 当日調理が不可能な場合は一尾ずつラップにくるんで冷凍してください。
冷凍したエビは必ず加熱調理したうえでお召し上がりください。
■養殖・解凍の別: 養殖
■出荷地:千葉県安房郡鋸南町
■消費期限:当日調理が不可能な場合は一尾ずつラップにくるんで冷凍してください。
冷凍したエビは必ず加熱調理したうえでお召し上がりください。
※活エビ(生きたエビ)ですので、到着時に排泄物により水に色が付いている場合がございます事をご了承願います。 -