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はじめに
- はじめまして
佐倉市制施行70周年記念能実行委員会です。
数あるプロジェクトから本ページをご覧いただき誠にありがとうございます。
実行委員会では、チケット収益の全額を今年1月に被災した能登半島の子供たち向けに寄付することを目的に佐倉ハーモニーホールにて「能」を開催することといたしました。
大河ドラマで話題の源氏物語「葵上」を鑑賞いただき、「観て応援!」能登半島に思いを寄せる公演です。被災地で見つかった奇跡のお雛様は子ども達の未来の希望です。皆さんで飾りましょう。
本実行委員会から皆さまの思いを能登半島に届けたい。たくさんの方にご鑑賞いただきたいとの思いから、C-VALUEクラウドファンディングも利用し、鑑賞チケットの販売を行います。 -
チャリティー能の概要
- 開催日時 2024年8月25日(日)14:00開演(開場13:30)
会場 佐倉ハーモニーホール(京成本線臼井駅南口徒歩3分)
出演 橋岡久太郎 大倉源次郎 梅若雅一他
演目 舞囃子「高砂」 能「葵上」 -
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佐倉市ハーモニーホール
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奇跡のお雛様
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- 令和6年能登半島地震では輪島市で火の手が広がり、朝市で有名な地域は全焼してしまいました。
そのほど近くの被災した住宅からは、奇跡的にお雛様と屏風が無傷で発見されたのをきっかけに、助かったお雛様の思いを形にしようと、能登半島地震で被災し、避難生活や集団疎開、二次避難と親元から離れて暮らすなど心に傷を負った子ども達の健やかな成長を祈ってチャリティー能を開催します。例えば、両親が被災地で働いている場合、中学生は親元を離れて集団疎開先へ避難しましたが、小学校も再開できず、小学生は両親以外の親族と二次避難し小学校に通いました。いまだに水道が復旧していない地域もありますが、元旦の発災時は迫りくる火事と余震と上空のヘリコプターの音で、戦場のようだったと伺いました。
避難所はインフルエンザとコロナが蔓延していたため、全壊を示す赤い紙が貼ってある自宅に戻り、お正月用に冷蔵庫に保存してあった食糧でなんとか1週間を過ごし、その後は保存食とロウソクで1か月近く、寒い中過ごしたそうです。大人でさえ辛かったのですから、子ども達の心の中には想像できないほどの傷が残っています。
チケット代金の収益は能登半島地震で被災した子ども達に寄付し、少しでもお役に立てればと思っています。 -
今回のリワード(鑑賞チケットetc)
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1.自由席(¥4,000)は2階席です。
- ・自由席(2階)のチケット1名分となります。
・当日はチケットを必ずご持参ください。 -
2.指定席(¥5,000)は1階席です。
- ・指定席(1階)のチケット1名分となります。
・当日はチケットを必ずご持参ください。 -
3.高校生に学生鑑賞席(2階席)をプレゼントする
- ・学生鑑賞席1枚分を支援できます。
・チケットは佐倉市制施行70周年記念能実行委員会から応募した高校生に送らせていただきます。
・未来を担う高校生に日本の伝統芸能を鑑賞する機会をプレゼントする支援です。
・お礼に鑑賞した高校生から感想メッセージと実行委員会からお礼のメッセージが届きます。
・8/25葵上を観に行くことが出来ない方でも、応募した高校生へ学生鑑賞券をプレゼントできます。 -
4.指定席(1名分)+国立能楽堂ツアー(11/21)⇒売り切れ
- ・指定席(1階)のチケット1名分となります。
・当日はチケットを必ずご持参ください。
・能楽堂ツアーは2024年11月21日木曜日10:00 国立能楽堂入り口前集合
・国立能楽堂アクセス https://www.ntj.jac.go.jp/nou.html
・当日の服装と持ち物 服装は平服でOKです。(ジーンズ、半ズボンはNG)白い靴下をご持参ください。
・ご購入者さまにはツアー詳細をメールいたします。 -
5.指定席(1名分)+リストランテ カステッロで橋岡久太郎とディナー⇒売り切れ
- ・指定席(1階)のチケット1名分となります。
・当日はチケットを必ずご持参ください。
・佐倉市にあるイタリアンレストラン「カステッロ」は、ちガストロミーAWARDでTOP30に選出された人気店です。指定席で鑑賞した後に、シテ(主役)を勤める九世橋岡久太郎とディナーを楽しめます。
・8月25日17:30レストランカステッロに集合してください。
・お食事はイタリアンのコース飲み物付きです -
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「能」って
- はじめての「能】 い・ろ・は
Q.どのような服装で鑑賞すれば良いのでしょうか?
A.普段着でどうぞご鑑賞ください。
Q.初めて能を観るのですが。
A.。650年前に出来た『能』が、昔と全く同じ形式で演じられています。時空を超えて信長、秀吉、家康と想像の世界で一緒になれるひと時をお楽しみください。
Q.昔の言葉でセリフが分かりますか。
A.『能』は想像の演劇と言われています。謡いと笛、太鼓、小鼓、大鼓を聴きながら、音楽劇として想像の翼を広げて感じてください。 -
能「葵上」とは
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ストーリー
- 光源氏の正妻となった葵上と、光源氏の愛を失った六条御息所との愛の確執がテーマの演目です。
主役は、葵上に激しい嫉妬の心をぶつける六条御息所の生霊ですが、葵上は舞台に登場せず、舞台正面手前に置かれた一枚の小袖によって生霊に祟られ寝込んでいる病床の葵上が表現されます。
御息所が葵上への嫉妬に悩む直接の原因となったのは、賀茂の祭の車争いによるものであることから、物語の前半では、御息所の生霊は破れ車に乗って登場するという設定になっています。 -
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見どころ
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- 舞台正面に置かれた着物が、物の怪に取りつかれて苦しんでいる葵上を表す能独特の演出です。
鬼にならざるを得なかった御息所の恋慕と嫉妬の情を想像して下さい。
歴史・自然・文化いう誇るべき特性を活かした佐倉市で、源氏物語が1000年の時を経て繰り広げられます。 -
シテ(主役)の紹介
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九世橋岡久太郎
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- ・1958年橋岡久馬の長男として生まれる。千葉県佐倉市在住。
・2015年外務大臣表彰受賞。
・祖父、父の手ほどきを受け、3歳で「老松」にて初舞台。
・1967年、8歳で観世流ヨーロッパ7か国公演に加わり「菊慈童」のシテ(主役)を務めた後、海外23カ国、36都市で能公演を成功させる。
・2024年11月ポーランド公演予定。
・「鷺」、「道成寺」をはじめ大曲、秘曲等数々の能を勤める。
・重要無形文化財能楽に指定 -
おわりに
- 最後までページをご覧いただきありがとうございます。
千葉県と能登半島地震の石川県は三方を海に囲まれた県です。
地震発生直後から半壊の被災住宅やビニルハウスでの避難生活を子ども達も送りました。
その後、二次避難や集団疎開で家族バラバラの生活を余儀なくされた子どもたちを支援しようと開催決定した「能登半島地震チャリティー能」です。
是非、「観て応援!」よろしくお願いいたします。