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酒々井の蔵元300年『飯沼本家』
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- 飯沼本家の酒造りの始まりは江戸時代・元禄年間。
以来、300年以上続く伝統を引き継ぎながら、「時代の先」を見据え、さらに次の一手を志向するという点で高い目標を掲げて酒造りをしています。
飯沼本家の代表的なブランドである『甲子』は、「時代の先」を行く酒という自負があります。食べながら飲むとおいしいお酒です。
ほかにも様々な日本酒を造っていますが、日本酒は独立して成り立つものではなく“食”との関係を常に意識する必要があると思っています。
そのような考えのもと、私たちは酒造りを通して様々な取り組みにも積極的に挑戦しています。 -
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酒造りだけじゃない!飯沼本家の“場づくり”& “ことづくり”
- 飯沼本家は日本酒を通した「場」づくり、「こと」づくりで、地元の方々に還元することを大切にしています。
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酒米のほか、ブルーベリーなどを栽培する『きのえね農園』の運営
- 農家の担い手不足などの問題にも向き合い、米づくりから自社で一貫して行う基盤を育てています。
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酒蔵CAFE「きのえねまがり家」
- 酒蔵の敷地内にある古民家CAFEでは、日本酒の販売はもちろん、酒粕や『きのえね農園』の作物を使ったお料理をお召し上がりいただけます。
酒蔵で味わう自然の恵みと、ゆったりとした憩いの時間をお過ごしいただけます。 -
各種体験・イベント
- 月1回で地元の方々と協同で開催する朝市、そのほか季節限定開催のブルーベリー狩り、田植え・稲刈り体験イベント、春・秋の年2回開催の大試飲会など、様々な体験やイベントを実施しています。
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酒と二十四節気料理を提供する『きのえねomoya』
- 飯沼本家の当主が代々、住み継いできた築約300年の「母屋」をリノベーションした古民家レストラン。
酒造りと関わりが深い「二十四節気」をテーマにしたお料理と、蔵元で味わう特別な日本酒をお召し上がりいただけます。 -
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プロジェクト検討のきっかけ
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- 今回クラウドファンディングでのチャレンジの舞台となるのは、日本酒と二十四節気料理が味わえる『きのえねomoya』。
私たちは今、伝統的な酒蔵から文化を創造する新しい酒蔵への転換を模索しています。
「飲料としての日本酒」と「文化としての日本酒」をどう融合させ、広めてゆくかを課題としています。
そんな中、今年三月、二十四節気をコンセプトにした懐石料理の店「きのえねomoya」をオープンいたしました。
二十四節気という暦は日本が長い間、もちろん今も生活の基盤として使われてきたものです。冠婚葬祭には必ず使われた日本酒は、暦に深くかかわっています。
オープンに際し、佐倉市在住の陶芸家の和田的さんに「飯沼本家の日本酒に寄り添った酒器を造ってほしい」と依頼しました。「地元の水で醸した酒を地元の陶芸家が創作した器で呑み、地元の野菜を使った懐石料理を食す」、これを一つ形にしたいと思ったのです。
足元を見れば今まで気づかなかったものが輝いて見えることをぜひ感じていただきたい、そんな思いを込めております。 -
『きのえねomoya』C-VALUE特別コース(お土産付)
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- このたび飯沼本家が皆さまにご用意させていただいたのは、『きのえねomoya』自慢の二十四節気料理をお楽しみいただけるC-VALUE特別コースお土産付です。
お土産の違いで全3コースございます。もちろん、美味しいお料理にぴったりな“飯沼本家のお酒”も合わせてお召し上がりいただけます。 -
二十四節気とは?
- 二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分け季節をあらわす名前をつけたものです。今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。
日本人は、古来より二十四節気に合わせて日々の生活や仕事を営み、行事を行い、季節折々の食材を食し、酒を嗜んできました。
『きのえねomoya』ではこの二十四節気に合わせ、千葉の食材を中心に懐石料理と甲子の酒をご提供しています。
ご来店時の節気や食材、お料理の説明をさせていただき、二十四節気と日本酒をはじめとした和食文化を国内外の皆様に触れていただきたいと思っております。 -
当日のお食事について
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- 季節の旬に合わせた食材でお作りした、”二十四節気料理”をお召し上がりいただきます。
※上記の写真はイメージです。実際にお出しするお料理とは異なりますので、ご了承ください。 -
お料理
- ・膳菜
・前八寸
・椀盛
・お造り
・焼肴
・煮物
・食事 -
お飲み物
- 酒蔵のみでしか味わえない日本酒など、6種類の日本酒(各60ml程度)をペアリング方式でお召し上がりいただきます。
※追加でお飲み物をご注文される場合は、別途料金を頂戴いたします。 -
①秋あがりコース
- 料金:12,000円
日付:11月6日(日)、13日(日)、20日(日)、27日(日) ※定員各日16名
時間:18:00~20:30
コースによってお土産が異なります。※各コースのお食事は共通です。 -
お土産
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- ●秋あがり720ml
人気No1の定番酒。甲子の得意とする華やかな香りと生酒の様な発泡感が特徴のバランスの良い逸品。
●昭和グラス
甲子のロゴが入った、日本酒を飲むのにピッタリなグラスを1つ。 -
②omoya限定酒コース
- 料金:18,000円
日付:11月6日(日)、13日(日)、20日(日)、27日(日)※定員各日4名
時間:18:00~20:30
コースによってお土産が異なります。※各コースのお食事は共通です。 -
お土産
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- ●omoya限定酒720ml
原料米には精米歩合40%まで磨いた酒米の最高峰「山田錦」を使用し、杜氏による最高の技術が注がれて手仕込にて精魂込めて醸された、『きのえねomoya』でしか味わえない純米大吟醸酒です。
南部杜氏自醸清酒鑑評会において、第99回(平成29BY)首席、第102回(令和2BY)7席を受賞。
●昭和グラス×2
甲子のロゴが入った、日本酒を飲むのにピッタリなグラスをセットで2つ。 -
③純米大吟醸きのえねと和田的酒器コース
- 料金:50,000円
日付:11月6日(日)、13日(日)、20日(日)、27日(日) ←お日にちをご指定ください。※定員・全4日間で合計10名
時間:18:00~20:30
コースによってお土産が異なります。※各コースのお食事は共通です。 -
お土産
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- ●純米大吟醸きのえね720ml化粧箱セット
<純米大吟醸きのえね>
兵庫県産の山田錦を100%使用した、華やかで上品な香りと旨味が群を抜いた逸品。
<陶芸家・和田的氏作ぐい呑み『大峠龍(おおとうげりゅう)』>
【酒器 大峠龍】~和田氏による作品解説~
昔そのままの里山に湧く清らかな水、杜氏の豊かな経験と勘に裏付けされた確かな技術、加えてハイテク機器による完璧な管理。この昔と今の融合からうまれた、美しい芳醇な酒に思いを巡らせた時、フォルムはあえて白く細長にし、内側をプラチナに染めることで、美しい水鏡に吸い込まれる様が一気に沸き上がりました。
溢れる水は昔ながらの里山を、その水をプラチナにすることで今と昔の融合を表しました。
この外側の模様には水の神「龍神」の姿を重ね合わせ、飢饉に見舞われた際、雷と共に龍神が雨を降らせ降りてくる様を印旛沼に伝わる伝説と重ねております。 - 【陶芸家・和田的(あきら)氏について】
- 1978年千葉県生まれの陶芸家、和田的氏。
31歳という若さで『日本陶芸展』や『東日本伝統工芸展』など数々の入賞歴を誇る、実力も人気もある陶芸家です。
白磁特有の清楚な印象の白い肌、彫り込まれた線から生まれるコントラストのある白と黒の陰影、確かな技術から生まれる造形美、優しさと緊張感を感じさせるこれらの作品は多くの人の共感を得ており、日本の陶芸界の旗手と言われています。 -
『きのえねomoya』の見どころ
- 代々飯沼家の住居として、また一部は帳場(事務所)や蔵人の食堂として使われてきた母屋を2018年より大改修を実施。約4年の歳月を経て二十四節気料理を楽しめる『きのえねomoya』として生まれ変わりました。
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季節の献立で旬をいただく
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- 古くから日本人の暮らしの目安であり、暦を大切にする酒造りとも関わりの深い「二十四節気」を料理や店舗デザインのコンセプトにしています。名店と名高い「日本料理 よし邑」の冨澤浩一氏を顧問に迎え、季節に合わせた献立でおもてなし致します。移ろう庭園の木々や花々を眺めながら、心ゆくまで旬の味覚をお楽しみいただけます。
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新旧の意匠が調和する登録有形文化財
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- 敷地内に点在する6つの建造物とともに、国の登録有形文化財に指定されています。永い年月を経て味わい深さを増した梁や柱、細かな職人技が美しい欄間や長押飾りなどの旧き佳き意匠と、酒造りで使われていた古材を再利用した客席テーブルや、作家によるランプシェードなど、現代のデザインが調和する空間も、見どころの一つです。
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上質な空間で堪能する特別な日本酒と憩の時
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- 当店でご提供する日本酒「甲子」は、きのえねomoyaと同じ敷地内の蔵で、私たち蔵人の手により醸されています。ご来店頂く時期によっては、仕込みに奔走する蔵人とすれ違うかもしれません。その土地の湧き水でできた日本酒を、醸された酒蔵で味わっていただけます。
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ご注意事項
- ◆送迎について
ご購入者さまには、当日のお迎えが必要かどうかを事前にご確認させていただきます。当日は、JR酒々井駅西口(17:30)または京成酒々井駅東口(17:20)にお迎えにあがります。
◆キャンセル料
5日前から前日まで30% 前日キャンセル50% 当日及び無断キャンセル100%
◆アルコール提供がございますので、二十歳未満の方はご利用いただけません。(同席も不可) -
プロジェクトを通して実現したいこと
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- このクラウドファンディングをきっかけに、『きのえねomoya』の魅力を多くの人に知っていただきたいと思っています。
当店でご提供する日本酒「甲子」は、きのえねomoyaと同じ敷地内の蔵で、私たち蔵人の手により醸されています。その土地の湧き水でできた日本酒を、醸された酒蔵で味わっていただけるのも大きな魅力の1つです。
omoyaでしか味わえない限定の純米大吟醸「甲子omoya」もご用意していますので、ぜひお気軽にご来店くださいませ。 -
飯沼本家からみなさまへのメッセージ
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- かつての日々の生活になくてはならないものであった日本酒は今、最大の岐路に直面しています。冠婚葬祭などの場面でも必需品ではなくなり、常に選ばれるものではなくなりました。しかし日本酒が文化の一翼を担っていたことは紛れもない事実です。
私たちは酒が醸してきた「文化」を見つめなおすことで、「人」と「酒」が造りだす新しい価値を創造していきたいと思っています。
飯沼本家は甲子のブランドとともに、千葉、酒々井の名も広く知らしめたいと思い続けています。