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私たちについて
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- 私たち有限会社フカサクは、日本で唯一、鮫をまるごと有効活用する専門業者です。
100年以上にわたり、海産物の加工・製造販売を行ってきており、鮫の加工も75年にわたり行ってきています。 - 昨今、海洋資源乱獲が問題になる中、我々が銚子の海とともに長年培ってきた歴史とノウハウを活かして後世に伝えていきたい地元の味として、“サステナブルな海洋資源の挑戦”をテーマに鮫を全身まるごと味わえる2つの新商品が誕生しました。
まずは「鮫といえばフカヒレ」ふかひれ姿煮の新商品、そしてヒレだけでなく、鮫肉と鮫皮、コラーゲンで味の構成をしたサメを丸ごと楽しむ「鮫餃子」を企画。 - どちらの料理も料理を担当した文菜華自慢の香港伝統技術を用いサメの持つ旨味とコラーゲンを抽出した「絶品スープ」をもとに作り上げております。添加物や化学調味料、塩を使わず素材本来の旨みを引き出す味の調和はまさに文菜華が表現する技の真骨頂!幅広い世代に喜ばれる「ご馳走」に仕上がりました!
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銚子の鮫とは
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意外と身近に使われている鮫
- 日本一の水揚量を誇る千葉県銚子市。実は鮫の水揚げ産地としても有名です。
- 鮫といえばまずはフカヒレが有名ですが、ヒレ以外にも様々な活用がなされています。
透き通るような純白の身が特徴のサメの身肉は食感をふわっとさせる効果を持ち、練り製品に欠かせない食材ではんぺん、さつま揚げ、ごぼう巻きなどに用いられています。皮はその希少性などから皮革製品に、骨などはサメの肝油やコラーゲン抽出にと、あますところなく鮫はさまざまに形を変えるまさにサステナブルな食材なのです! -
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鮫の消費拡大は喫緊の課題
- しかし近年、鮫の消費量が減少しています。
その原因は、一つは東日本大震災の影響。鮫は銚子の他に宮城県の気仙沼が最も有名ですが、鮫の提供が難しくなっている間に鮫を使わない練り製品等の開発が進み、現在はそちらが主流になっています。加えて、おでんの消費量減などにより、練り製品も消費が減少していることで鮫の消費量も減少している状況です。 -
- 鮫を有効活用し消費することは喫緊の課題になっているのですが、ではなぜ鮫の消費量が減少すると問題なのか。
- その理由の一つとして、鮫のみを漁獲量を減らすのは不可能であること。
まず鮫は、海の魚を食い荒らしてしまうため、漁業の永続性の観点からも捕獲が必要です。銚子でも適宜、捕獲活動を実施しています。
加えて、鮫は、必ずしも獲ろうとしていなくても他の魚と一緒に獲れる海産物でもあります。
銚子は水揚げ日本一の漁港で、イワシやサバなどは多い時は1日数百万尾が水揚げされます。サバ等の魚を食べに追いかけていた鮫が漁の網に入ってしまうことにより、鮫が混獲されるのです。延縄漁法のマグロ漁も同様でマグロよりも鮫が多く水揚げされることもあります。 - 資源の保護、SDGsやフードロスの観点からも、鮫の有効活用は緊急な課題で、水揚げした鮫は捨てることなく大切に有効活用することが求められています。
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新商品:ふかひれ姿煮、鮫餃子
- こうした「鮫に親しみを持っていただき、全身を活用する」というテーマのもと、柏の中華の名店、「文菜華」とのコラボにより至高の逸品が完成しました。
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特長
- ①抜群の鮮度
- 鮫は鮮度が落ちるとアンモニア臭がきつくなってしまうため、鮮度が何より重要です。フカサクでは、漁場が太平洋で水揚げしてからその日のうちに鮫を解体します。肉の部分は-18℃以下ですぐに冷凍し、すり身までの全ての工程を自社工場で行います。ヒレの部分は収穫し、部位ごとサイズ選別して加工もしくは冷凍保管します。
このためフカサクの鮫は鮮度抜群で、臭みなく美味しさを味わっていただくことができます。 - ②手作業による丁寧な選別と下処理
- 料理を担当いただいた文菜華様から次のようなお褒めの言葉をいただきました。
「文菜華シェフがまず驚愕したのは“銚子でフカヒレ?”もありましたが、それよりもフカサクさんの実直で丁寧かつ愛情たっぷりと感じるその下処理でした!
サメのヒレを処理しただけでは“良いフカヒレ”とは呼べません。
その土地の天候と共存し適正な気温下でゆっくりと旨味を凝縮させるように乾燥。
こうして通称「原びれ」が完成します。
そして原びれをじっくりじっくりと時間をかけてゆっくりと手作業で一つ一つ水から戻していき、初めて黄金に輝くフカヒレがその姿を表すのです!
その過程にどれだけの時間を要しているのか、手間を惜しまぬフカサクさんの仕事に毎日フカヒレを扱うシェフが初めてフカヒレを見た時にいままで見てきたどのフカヒレよりも素晴らしい、、と感動を通り越し敬服したというエピソードもこの料理に欠かせないスパイスでしょう。」
また傷や規格に満たない物はほぐして散翅と呼ばれるほぐしフカヒレにし、
加工の工程は当社フカヒレ職人一人ひとりが、すべて手作業で行っています。 -
- ③柏の名店、文菜華の抜群の中華の技法
- 近隣はもとより都内や日本全国からグルメが来店する中華料理の名店「中国料理文菜華」
食べログ評価3.7、食べログ中国料理EAST百名店2023・2021にも選出され数々のメディア、料理専門誌、TVなどにも出演。調理師学校の特別講師も務め中国料理専門調理師免許も保持。さらにはCHEF‘S CHIBAにも認定され柏野菜や千葉産の食材を積極的に取り入れ千葉の食材とシェフが培った香港食文化で文菜華だけの中国料理に昇華させることで多くのファンを持つ同店。
このコラボはまさに千葉を愛し、千葉と地域と共に生きてきた両社にとって正に出会うべくして生まれたCHIBAコラボです!最上の愛情を持って仕上げたフカサクの鮫のポテンシャルを最大限発揮する商品に仕上がりました。 -
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絶品ふかひれ姿煮
- 鮫を食べるといえばやはりフカヒレ姿煮♪
銚子産ヨシキリザメ胸びれを使用しています。大人の手を広げたくらいの大きな姿煮はフカヒレだけで約100gと食べごたえ満点!そしてシェフが匠技を極めたコラーゲンスープで一枚一枚文菜華の厨房で仕上げました!
風味豊かに仕上げたフカヒレ独特の食感を、ご自宅であたためるだけですぐにお楽しみいただけるよう真空パックにてお届けいたします。
そのまま姿煮で楽しむのはもちろん、ご飯の上に乗せてフカヒレ丼やフカヒレラーメンなど色々とお楽しみいただけます。 -
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銚子水揚げ鮫餃子
- 身の美味しさと魅力を伝えるためサメを丸ごと使った焼き餃子が完成!
純白で臭みや癖のない鮮度の高いよしきり鮫を使用し、鮫皮から抽出したコラーゲンをサメ肉に練り込みまるで小籠包のように旨味を含んだスープが食べた瞬間お口の中で広がります!
さらには散翅も加え中国料理の絶品点心「フカヒレ餃子」+「小籠包」+「焼餃子」を合わせた
まさに美味点心「サメ餃子」です!世代を超えて喜んでいただける味に仕上がりました。
ぜひサステナブルなサメ餃子をお愉しみくださいませ。 -
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召し上がり方
- <絶品ふかひれ姿煮>
鍋に500mlの水を入れて沸かし、5分~6分程湯煎にかけてお召し上がり下さい。
<銚子水揚げ鮫餃子>
温めたフライパンに油を引き、凍ったままの鮫餃子を乗せ、餃子の高さの3分の1程度の水を加え蓋をし水分が飛ぶまで焼き、焼き目が付いたら完成です。 -
食品表示
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絶品ふかひれ姿煮
- 商品名:銚子水揚げ吉切鮫使用ふかひれ姿煮
名称:ふかひれ姿煮
原材料名:吉切鮫フカヒレ(千葉県銚子産)、吉切鮫皮(千葉県銚子産)、鶏豚エキス、生姜、葱、濃口醤油、中国たまり醤油、中双糖、紹興酒、オイスターソース、胡麻油、澱粉、鶏油/(増粘剤(加工澱粉)、加工澱粉、酸味料)、(一部に鶏肉、豚肉、小麦、大豆、ごまを含む)
内容量:200g
保存方法:直射日光を避け、常温保管してください。
賞味期限:枠外に記載
販売者:有限会社フカサク 千葉県銚子市内町1548
製造所:株式会社マンダリンモア 千葉県柏市東上町2-2
<栄養成分表示>100gあたり(推定値)
エネルギー(熱量) 91kcal
タンパク質 14.1g
脂質 2.3g
炭水化物 3.4g
食塩相当量 1.24g -
銚子水揚げ鮫餃子
- 商品名:銚子のふかひれ入りサメ餃子
名称:冷凍ぎょうざ
原材料名:
吉切鮫肉(千葉県銚子産)、吉切鮫皮(千葉県銚子産)、吉切鮫ふかひれ(千葉県銚子産)、鶏豚エキス、葱、生姜、濃口醤油、ザラメ、紹興酒、オイスターソース、塩、胡椒、胡麻油、大葉、胡麻、皮(小麦粉(国内製造)、澱粉、塩、植物油脂)/(増粘剤(加工澱粉)、加工澱粉、酸味料、トレハロース、酒精、リン酸三カルシウム)、(一部に鶏肉、豚肉、小麦、大豆、ごまを含む)
賞味期限:枠外に記載
内容量:30g×8個入り
保存方法:-18℃以下で保存してください。
冷結前加熱の有無 加熱してあります。
加熱調理の必要性 加熱してお召し上がりください。
販売者:有限会社フカサク 千葉県銚子市内町1548
製造所:(株)マンダリンモア 中国料理 文菜華 千葉県東上町2-2
<栄養成分表示>100gあたり(推定値)
エネルギー(熱量) 162kcal
タンパク質 8.6g
脂質 6.0g
炭水化物 18.3g
食塩相当量 1.68g -
「文菜華」様よりメッセージをいただきました
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- 株式会社 マンダリンモア 代表取締役
中国料理 文菜華 オーナーシェフ 渡辺 展久様 - この度は地元千葉の素晴らしい食材との出会いとご縁賜り、厚く御礼申し上げます。
私どもが味の表現で一番大事にしたかったのは、「千葉のふかひれの味」に拘りたくそのままの美味しさをいかに引き出せるかをポイントにいたしました。
そしてフカサクさんのフカヒレは今まで見たことないほどに見事な仕事で、
銚子という恵まれた環境と素晴らしい乾燥具合、戻し方も実に丁寧で
単純に千葉産フカヒレにスープのあんかけで仕上げるだけでは本当の旨みが伝わらないため、
サメの全ての部位を活かすことができないか?とまずは考え
今回はサメのヒレ、コラーゲン、肉を全部使用し他地域では出せない味付けを私ども広東料理の技法にて表現することができました!
ぜひこの機会に多くの方に千葉の最高の”ふか”を”作る”フカサクさんのフカヒレ料理をご堪能くださいませ。